ミャンマーからの特定技能外国人送り出し条件が暫定的に決定?

日本政府や関係機関からの公表はされていませんが、ミャンマーからの特定技能外国人の送り出しに対しての条件が公表されたことを、送出機関であるミャンマーユニティが報じています。

特定技能では送り出しに関して現地機関等に支払った金額については、入国審査申請前に特定技能外国人の同意署名入りで確認し提出する必要がありますが、この金額について1500ドル(約16万円)を上限することが一つの条件。

もうひとつは特定技能外国人の面接については、必要な特定技能評価試験と日本語能力試験のすべてに合格した者のみに限られることをが条件とされています。

いずれも悪質な人材ブローカーの排除や、人材の性急な青田買いをミャンマー国内で抑止することが狙いであると考えられます。
現地の認定送出し機関もまだ限定的となっており、ミャンマー政府が特定技能での送り出しには厳格な注意を払っている様子が伺えます。

ミャンマーでは介護などの分野で活躍が期待されている人材が多い国であるものの、残念ながら特定技能評価試験の実施がかなり限られていたりするため、早めに現地の体制やルートが確立されることが望まれます。