9月の介護技能評価試験結果
9月に行われた介護技能評価試験の結果が厚生労働省より公表されています。
これまではフィリピンでの実施のみでしたが、9月からカンボジアでも実施されています。
フィリピンでの介護技能評価試験と介護日本語評価試験の合格率は、大体40~45%程度に落ち着いてきています。
一方で9月に初めて試験が実施されたカンボジアの合格率は、介護技能評価試験が6.6%、介護日本語評価試験は25.5%となっています。
フィリピンと比べて合格率が低く見えるのは、おそらく日本で就労ができる新たな在留資格としての話題が先行し、合格ラインに達していない人でもまずは試験に申し込む、といった一時的な状況が現地で起きているためと思われます。
そのためこれから試験が回を重ねていくとこの状況も落ち着いて、もう少し安定的な合格率が見えてくるでしょう 。
※これまでの介護技能と介護日本語の評価試験合格率をPDFでまとめています。
また12月までの試験日程もすでに明らかになっています。インドネシアやモンゴル、ネパール、日本でもいよいよ試験が始まりますので、これらの試験結果にも注目したいところです。