技能実習 受入事業所の法令違反、過去最多
外国人技能実習生の受け入れに関して法令違反に該当する事業所が5,000箇所を超え、過去最多となったことを共同通信社が報じています。
(共同通信社ホームページより)
この報道のもととなった厚生労働省からの公式発表とその資料は以下のページで公開されています。
監督指導を行った実習実施者のうち、労働基準関係法令違反が認められたのは70.4%
(厚生労働相 報道発表より)
4月から特定技能が施行されたことに合わせて、行政から向けられるその他の在留資格への監視が厳格になっています。
特に技能実習はその制度の利用にあたって多くの関係者が介在することもあり、法令を遵守した適正な制度利用を行なっているか、行政からのチェックが続くものと思われます。
技能実習生の労働実態などが社会問題になっていることを踏まえても、外国人を雇用する事業所に対するモラルやコンプライアンスが問われています。