オンラインで日本語会話練習を実施、ネパール人学生対象

ネパールの教育機関と連携し、当該機関に在籍する特定技能「介護」で来日を希望している学生らを対象として、日本語の会話練習と面接指導をリモートで実施しました。

ネパールでは特定技能で就労できる14業種のうち、現在は介護の技能評価試験しか実施されていないため、それに専門特化した教育機関が増え始め、日本の企業・組織と協働で人材育成を行っているケースも珍しくありません。
試験の実施体制が充分でないためか、受験を申し込んでも確実に受けられるわけではなく、1月当たりの受験者数自体は2ケタ台と他国と比べてもさほど多いわけではないですが、その分教育の練度が高まっており、直近の試験結果では30人ほどの受験者すべてが介護技能評価試験と介護日本語評価試験の両方に合格するという、過去に例のない快挙を見せています。

私たちはかねてより、正しい知識と正しい手順で来日してもらうため、ネパール各地で無料セミナーを実施していたつながりで現地日本語教育機関とも協力体制を築いています。

そうした背景から、ネパールの熱心な特定技能候補者がより高いレベルの介護人材として活躍することができるようにと、今回のリモートレッスンを実施しました。
今後も定期的にこういった取り組みを行って参ります。