インドネシア・スマランで日本就労希望者向けセミナーを実施

インドネシアのジャワ州スマラン市にあるLPK(職業訓練校)主催のセミナーに登壇いたしました。このセミナーは、日本での就労を強く希望されている現地の皆様を対象として開催されたものです。

セミナーにおきましては、日本で働くための主な手段(在留資格)にはどのような種類があり、それぞれどのような利点や留意点があるかをご説明しました。

参加者の多くは「技能実習」制度での来日を希望されていましたが、弊社からは、技能実習修了後に取得が可能となる「特定技能1号」の在留資格についてもご紹介いたしました。皆様、修了後のキャリアパスとして強い関心を示されていました。

また、出席者の中には現地の4年制大学で専門学科を修了された方もいらっしゃいました。そうした方々に対しては、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得できる可能性についても概要をお話ししました。

今回のセミナーの目的は、制度の紹介に留まらず、入管制度の資料だけでは分かりにくい日本での就労の実情についてもお伝えすることにありました。参加者の皆様には、来日のための合法的な選択肢を幅広く知っていただいた上で、ご自身の望むキャリアプランと照らし合わせて検討していただく機会になったかと存じます。

当日は、会場の空調設備が故障するという予期せぬ事態も発生いたしましたが、約4時間という長時間にもかかわらず、参加者の皆様は適宜休憩を挟みながらも、終始真剣に説明を聞いてくださいました。その姿からは、日本での就業に対する強い意欲が感じられました。