インドネシア バンジャルヌガラでセミナーを実施

インドネシアのバンジャルヌガラ地域において、現地の複数のLPK(職業訓練校)および大学と連携し、日本での就労に関するセミナーを開催いたしました。

このセミナーは、日本での就労を目指す学生の方々や、そのご家族、また地域の皆様に、日本の労働市場の現状と就労に至る具体的な手段について、正確な情報を提供することを目的として実施しました。

会場には100名を超える学生の方々をはじめ、その保護者の皆様や地域の方々にも多数ご参加いただき、関心の高さがうかがえました。

セミナー本編では、日本における外国人材受け入れ制度の最新動向についてご説明しました。特に、今後開始が予定されている新しい「育成就労」制度の概要や、インドネシア出身の方々の活躍が目立っている「特定技能」制度(特定の産業分野で即戦力として働くための在留資格)について、その仕組みや要件を解説しました。

それのみならず、日本での効果的なキャリアプランの立て方、日本企業が現在どのような人材を求めているか、そして日本で働く上で注意すべき点など、現地ではなかなか入手が難しい実践的な情報提供も行いました。

セミナー後の質疑応答では、参加者の皆様から非常に多くの質問が寄せられ、その時間は2時間近くにも及びました。予定していた時間を大幅に超過する形となりましたが、日本でのキャリア形成に対する皆様の真剣な姿勢を感じ取ることができました。

今回の情報提供が、ご参加いただいた方々の将来設計の一助となれたのであれば幸いです。

なお、当日は地元メディアによる取材も行われ、セミナーの様子は後日、現地のテレビニュース等で報道されたとも聞き及んでおります。

弊社は今後も、海外の教育機関や関係機関と協力し、日本での活躍を目指す方々への正確な情報提供と支援に努めてまいります。