インドネシア ジャカルタの送出機関を訪問しました

インドネシアの首都ジャカルタを訪れ、複数の人材送出機関と面談の機会を持ちました。経済の中心地であるジャカルタには多様な機関が集積しており、今回の訪問はインドネシアにおける人材供給の多様性を深く理解する上で、非常に有益なものとなりました。

インドネシアと一言で言っても東西に広く、日本同様に島国であるため、地域や各送出機関によってそれぞれ明確な個性や特徴があるという点を再認識しました。例えば、候補者の人柄や気質には地域ごとの傾向がある程度見られるほか、機関ごとに教育方針や得意とする分野が異なっていました。首都ジャカルタには、日本の特定技能制度が定める様々な業種に特化した教育を行う機関が数多く存在し、人材育成の専門分化が進んでいる様子がうかがえました。

各機関では、それぞれの強みとする分野(例えば介護、飲食料品製造、建設など)における専門的なカリキュラムや、実践的な日本語教育の現場を視察させていただきました。これにより、受け入れ企業様が求める具体的なスキルや専門性に応じて、最適なパートナーとなりうる機関を見極めるための貴重な知見を得ることができました。

今回の出張は、インドネシアという国を画一的に捉えるのではなく、その多様性を認識し、よりきめ細やかな人材紹介を行うことの重要性を再確認する機会となりました。この経験を活かし、弊社は今後、受け入れ企業様の事業内容や社風、求める人物像と、インドネシアの各地域・各機関が持つ特性とを精密に照らし合わせ、より精度の高いマッチングを実現してまいります。