【ネパール】JFT-Basicは技能評価試験と同時申込みをおすすめします
<特定技能ビザの取得に必要な試験>
特定技能の在留資格を取得するためには、以下の試験に合格する必要があります。
- 日本語能力試験(JLPT)N4以上 もしくは 日本語基礎テスト(JFT-Basic)
- 各業種で定められる技能評価試験
- 介護日本語評価試験(介護のみ)
ネパール国内での試験申込の特殊事情
ネパールでもJFT-Basicと介護分野などの技能評価試験がスタートしていますが、いずれも申込みすれば受験資格が得られるわけではないようです。
例えばJFT-Basicの試験実施状況のページを確認すると、試験申し込みサイトから申込むものは、受験申込みではなく受験チケットの抽選申込みです。
これは現在確認できる限りではネパールに限った話のようで、他国は申込受理されれば原則として受験資格が得られますが、ネパールは抽選に当たった申込者しか試験を受けることができない状況です。
今後現地の体制が整うなどすれば抽選がなくなる可能性もありますが、今のところは申込みと受験予約は同じではありませんので、注意が必要です。
JFT-Basicを優先的に受験できる条件
ただし、JFT-Basicウェブサイトの試験実施状況を確認すると、JFT-Basicの受験資格抽選については技能評価試験を同時申込みしている人を優先する旨の記述があります。
これまでネパール国内では JFT-Basicと技能評価試験は、どちらも同じタイミングで受験できるような日程が組まれていましたので、両方同時に申し込む受験者は少なくないでしょうが、特に合格が見込めるレベルの受験者が確実に受験チケットを獲得したい場合、技能評価試験の申込みと同時にJFT-Basicも申し込んだほうが良いでしょう。
一方で、先月にも抽選申し込みが行われていた介護技能評価試験申込みサイトでは、こうした優先当選の説明は記載されていないので、JFT-Basicに限定された優遇措置なのかもしれません。
ちなみに、10-11月に実施されたネパール国内でのJFT-Basicの結果も公表されていますので、受験を考えている人は合わせてチェックしましょう。